下の歯の上に前歯がかぶさる

下の歯の上に前歯がかぶさる=過蓋咬合(かがいこうごう)

過蓋咬合とは?

前から見た時に、上の前歯が下の前歯に深くかぶさっている状態を「過蓋咬合(かがいこうごう)=ディープバイト」といいます。
本人の自覚がないことも多く、歯科検診や虫歯治療の時などに指摘されて気づくこともあります。
下の歯が上にあたって傷ができたりすることもあります。

原因は?

多くは骨格と顎関節のバランスが悪かったりする場合に起こります。骨格異常の場合、上あごが長いか下あごが小さい、またはその両方であることが考えられます。また、上の前歯が伸びすぎて起こる場合もあります。

放置すると?

過蓋咬合の場合、前歯が深くかみ合わさるため、症状が進行すると、下の歯が上の前歯の裏にあたることで、その部分を傷つけて、炎症を起こす場合もあります。