マウスピース矯正の種類
マウスピース矯正の種類
では、マウスピース矯正にはどのようなものがあるのでしょうか? 当院では「インビザライン」を採用していますが、インビザライン登場後、特に最近になって、様々な企業が様々なマウスピース矯正を出しています。それらの種類、特徴と、「なぜ、当院ではインビザラインを採用しているのか」についても解説いたします。
「インビザライン(invisalign)」 ~ 米国・アライン・テクノロジー社 ※当院採用システム
マウスピース矯正の中でもインビザライン(Invisalign)は最も広く普及しており、最も知られているシステムといえます。インビザラインは、米国・アライン・テクノロジー社の開発したマウスピース矯正システムです。アライン・テクノロジー社は、1999年に、米国の矯正歯科医師を対象に提供を開始し、現在では世界100カ国以上の国々で提供され、これまでに800万人を超える患者様が治療を受けられています(2020年1月時点:アライン・テクノロジー社調べ)
東京都千代田区大手町にある当院では、このマウスピース矯正「インビザライン(invisalign)」を採用しています。
- マウスピース矯正のなかでも歴史と実績がある
- 世界中の多くの歯科医院が導入している
- 多国籍企業として、その規模でも歴史においても、技術面においても、サポート面などで信頼できる
インビザラインの種類について
インビザライン・コンプリヘンシブ
インビザライン・コンプリヘンシブは、アライナーの作製枚数が無制限、治療期間の制限なし、という特徴があります。歯列全体の矯正、全顎矯正、複雑な症例の患者様などに対応しており、当院においても、一番使用数の多いタイプとなっています。治療期間に、もしもアライナーが合わなくなってしまったといった時にも、アライナーの作り替えに追加料金が発生しません。
インビザライン・ライト
インビザライン・ライトは、前歯だけの部分矯正に適応するタイプです。おおよそ6ヵ月~8か月程度で治療完了となる軽度の症状が対象です。インビザライン・コンプリヘンシブに比べて低価格で治療を受けられるメリットがありますが、先ほど述べたように、適応範囲は限られます。
インビザライン・エクスプレス
インビザライン・エクスプレスは、前歯を少しだけ動かす場合や、小さな隙間を治す場合、後戻りの防止のリテーナーとして使用します。おおよそ3ヶ月~5ヵ月で治療完了となる軽微な治療限定です。
インビザライン・ティーン
インビザライン・ティーンは、永久歯が完全に生え揃っていない時期や、10代のお子様のためのインビザラインです。アライナーに加工されるパワーリッジ機能は、お子さまの成長スピードに合わせて歯に力をかけることができます。また、完全萌出していない歯牙の過剰萌出を防ぐための「萌出タブ」、永久歯列が未萌出または萌出途中にある歯牙に対しては「萌出スペース」を確保するように治療することが可能です。その他、装着時間に応じて色が変化するようデザインされています。おおよそのアライナー装着時間を確認することができます。